連続ストライクのスコアを検証してみる
1ゲームの中のそれぞれのフレームでオープンフレームを作らないという基準で、190台のスコアが基本となります。(190台の理由はブログ内の他の記事参照)
単独のストライクやスペアは、基本スコアで考えればよいはずです。そこに、ダブル、ターキーと続いたときにどういう概算をすればよいかというと、
ダブル:+10、ターキー:+20
です。これがしっくり来るまでには時間がかかるかもしれません。例えば、
× × 9/9/× …
29 49 68 88
9/9/× 9/× …
19 39 59 79
1フレの時点で10点の差がつきます。以降、ダブル一回分、10点差が引き継がれていきます。
× × × 9/× …
30 59 79 99
9/9/× 9/× …
19 39 59 79
1フレの時点で10点差、2フレで20点差がつきます。以降、20点差が引き継がれていきます。
実際にスコアの計算をするには
2つ続いたら10点加算、さらにもう一つ続いたら追加で10点加算となります。ですから、4つのストライクを繋げたら、10×3=30点加算、ダブルが2つであれば、10×1+10×1=20点加算です。ストライクが続いたら、いかに続けるかが重要なのはここです。同様に、6つのストライクを続ければ50点加算、ダブルが3回であれば30点加算で、単純に20点の差がついてしまいます。
(続いたストライク数-1)×10 を加算する
ということです。5thとダブルがあったら、加算スコアは40と10ですので、1ゲームのスコアは190+40+10=240台に、ターキーが3回あれば、190+20+20+20=250台になります。
ゲーム中でどのくらいのスコアになるか
ゲーム途中で、今どのくらいのスコアを目指せるところにいるのかも簡単に分かります。目標のスコアがあれば、そことの差異をもって、残りのフレームでどの程度ストライクが必要かが割り出せます。
例えば、5フレがオープンとなって86の場合、
残り全てをスペア(ストライク含む)で繋いだ場合、86+20×5=186→180台、
残り全てを連続ストライクで繋いだ場合、86×30×5=236
という計算になります。
ですから、200Upを目指すなら、ターキーがほしいですし、220台を目指すのであれば5thが必要となるわけです。また、オープンフレームやカウントダウンでスコアを落とした場合は、さらに連続ストライクで埋め合わせをしなければなりませんね。
慣れるまでは難しく感じるかもしれません。ただ、リーグ戦や大会などに参加するようになると、現時点での目標を念頭に入れての投球になりますので、素早く計算できることは戦いに大きく影響してきます。
まとめ
オープンフレームなしで 190台
ダブル +10
ターキー +20
オープンフレーム -10
カウントダウン -10
この合計が、1ゲームのおおよそのスコアになります。