残りピン配置から分析する投球調整(3)~ボウリングで200を目指す上達の道~

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中央の残りピンから分析する

レーンの奥側の5番ピン、8番ピン、9番ピンがタップした場合を中心に分析します。

右側の残りピン(3番、6番、10番ピン)については前々回の記事を見て下さい。

理論的なストライク理論 ボウリングは1番ピンと3番ピンの間...

左側の残りピン(2番、4番、7番ピン)については前回の記事を見て下さい。

左側の残りピンから分析する レーンの左側にピンが残った場合...

回転不足の5番タップ

5番ピンタップは、基本的にはボールがピンに負けてると言えます。回転が不足しているため、1番ピンに当たったあと、左へ向かうエネルギーが失われ、ボールは5番ピンに当たらず、右側をスルーします。

ハウスボールで5番ピンがタップしやすいのも同様の理由です。

本来、5番ピンが倒す8番ピンも残りやすくなります。また、5番ピンが残るときに両サイドのピン(4番7番、6番10番)が残ればスプリットとなるため、ボールをしっかり食い込ませて5番ピンを倒しておくことはかなり重要と言えます。

回転が強すぎる9番タップ

9番ピンタップは悪い投球ではありません。逆にボールが良すぎて食い込みが強く、5番ピンに当たったボールが9番ピン方向に弾かれることなく通過するためにタップします。

ピンアクションにも恵まれていないこともあるので、9番ピンタップが続かないのであれば、そこまで気を使う必要はなさそうです。

アンラッキーと言われる8番タップ

8番ピンタップは、アンラッキーと言われます。本来、5番ピンの飛ぶ方向に8番ピンがあり、華麗にスルーされてしまった場合です。連続することが稀でしょうから、気を落とさずに行けばいいかと思います。

肝になるのは5番ピン

ポケットを突くことは一番の通過点だとすると、次は5番ピンをしっかり倒せているかがキーになります。回転力が弱いのはピンアクションも弱くなりますし、何より残りピンに影響が出やすいです。ストライクを続けることが命題だとすると、5番ピンをしっかり倒してスプリットを解決することが重要でしょう。

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5番ピンは別名キングピン。中央に立ち、王様のように周囲がピンに囲まれているからです。
プロボウラーにとっては残したら恥ずかしいと思うピンらしいですね。
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