プロボウラーとインストラクターのいる環境
マイボールを持ち、投球はナチュラルフックから入りましたが、投げていてもできているのかどうかも自分ではよく分からないのが実際のところです。ハウスボールよりは曲がっているのは分かるものの、狙ったところに投げられていない時点で、フックボール以前だなというのが正直なところ。狙ったところに投げるのと、フックボールを両方矯正しながらで、「あれ、今のは何が良くて、何が悪かっかったんだろう…」と。
そういう意味では、プロボウラーやインストラクターの方に投球のチェックをしていただくのが上達の早道です。特に初心者の段階では、とにかく練習をして正しく投げられることが必要ですので、初期の段階で修正すべき点が分かるのはありがたいことです。管理人が参加してきたものであれば、練習会、プロボウラー参加のリーグなど、そういう環境はボウリング場に行けば意外に多くあります。こういう場を利用することは上達につながります。もちろん、周りの先輩ボウラーとも関係を築くきっかけにもなるので、一人で黙々と投げるよりは、多くの人と交わる場に出たほうが得策ではと思います。
言い方あまりよくないかもしれませんが、プロボウラーやインストラクターを有効活用しましょう。
投球時の手を固定するということ
ボウリングのボールは5~7kgありますので、それを支えるだけでも力がいります。もちろん、投球自体は力でブン投げるものではありませんが…。投球中の手を思った通りの形にするのは容易ではないのです。
ナチュラルフックを投げる際には、リリース時に手首が真っ直ぐになった状態でボールの真横に位置しなければならず、指の方向がいわゆる握手と同じ方向を向いていないといけません。瞬間ですので、できているのかもなかなか難しいのです。結果としてボールの軌道がどうだったかである程度判断はできますが…。
いろいろと試行錯誤してみた結果、リリースの時の手指の位置で構え、そのまま振り子運動に入ってリリースという流れが一番確実そうだったので、動かさないのを基本としました。
※ボールに対しての手の位置
・(アドレス)ボールの横→(バックスイング)ボールの横→(リリース)ボールの横
○そのままなので、振り子運動に集中できる
・(アドレス)ボールの後ろ→(バックスイング)ボールの後ろ→(リリース)ボールの横
×手が回りすぎてしまうことが多い
・(アドレス)ボールの後ろ→(バックスイング)ボールの横→(リリース)そのまま
×バックスイングの時点でボールの横にないことがあり、さらにリリースの時点で動いてしまっている
リスタイを使ってみる
投球時の課題としてのもう一つは、手首が真っ直ぐに固定できないこと。実際に、かなりの力が必要だと思います。手がボールの横にある状態での投球には慣れたものの、曲がりをもっと出すには手首を真っ直ぐにしていかなければなりません。
そこで、リスタイをいろいろ試しました。センターには、種々のリスタイのサンプルがあり、自由に試すことができたのも利点でした。最終的に人差し指まで固定するタイプのリスタイが確かに一番曲がる感じがして、かつ、しっくりきていたので、購入、2年半は使い続けました。
これがいい結果に出て、リリースはまだ安定していないものの、アベレージも上昇しました。ある程度、投球も安定してきたかに見えたのですが、次なる問題にぶつかりました。サムの肥大とリリース感覚のずれが起こり、アベレージ的には逆戻りという状態でした。
(続く)