チェックポイントはどこにあるか
投球にもスイングにもそれぞれの特性があります。そして、それが長所でもあり短所にもなり得るのです。手を回しすぎやすいとか、スイングのラインが膨らみやすいとか、人によって様々にあります。自分のフォームなどをよく知ることが必要であり、プロボウラーやインストラクターに見てもらうのも近道です。
スイング前のチェックポイント
- 投球するライン、目標をしっかりと持ってアプローチに上がる
 - 体の向きと足の向き、投球するラインを確認する
 - スイングのラインとボールの位置を合わせる
 
スイングの中のチェックポイント
- プッシュアウェイ(プッシュダウン)の位置がスイングのラインと合っているか
 - スイングラインが膨らんでいないか、ずれていないか
 - バックスイングからフォワードスイングに入るときの溜め
 - サムの抜け、フィンガーにしっかり乗っているか
 - 手首が折れていないか、回りすぎていないか
 - 蹴り足とスライド、体重移動がぶれていないか
 - リリース時に振り切れているか
 
ボールの軌道を見る
- スライド足の位置が正しいか(板目とファールラインまでの距離)
 - 目標スパット(もしくはスタンスドット)を通ったか
 - 見た目の回転方向、回転軸は合っているか
 - フッキングポイントは合っているか
 - ポケットに到達したかどうか
 - 1番ピンが2番ピン、4番ピン、7番ピン方向に飛んでいるか
 - 3番ピンが6番ピン、10番ピン方向に飛んでいるか
 
どこに注目するかを決めておく
普段から意識しなくてもできる箇所は、そこまで注視する必要はないでしょう。ただ、練習中に改めてみてみることで発見があるかもしれません。
チェックポイントはいくつかでいいと思います。自分の苦手箇所になる部分を中心に、そこを通過して投球できていれば、おのずといい質のボールが投げられているはずです。逆に、どこか外している箇所があれば、そこを修正しながら投球していきましょう。
ポケット以外の投球でチェック
10番ピンをうまく取れないときは、何らかの原因があります。体の向き、もしくは真っ直ぐ投げられていないなど、それを特定することで1投目が改善されることもあります。
同様に7番ピンをしっかり取れないときも、原因がはっきりしてくるでしょう。回転がしっかりかけられずに曲がらない、もしくは内ミスしすぎてガターまで行ってしまう、などです。曲がりに関してはレーンコンディションも影響してくると思います。
一球一球目的を持って投球していると思いますので、それに反する何らかの要素を自分で発見できれば、練習中でも試合中でも微調整が効くと思います。