ブロックレーンの対処法~ボウリングで200を目指す上達の道~

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レーンコンディションによる違い

ボウリングのレーンにはオイルがひかれています。本来は、木のレーンを保護するのが目的だったようですが、特に現在のボウリングにおいては、ボールの軌道を大きく左右します。とは言っても、塗られてるオイルの量は数十mlですから、本当にわずかな量で軌道も違えばスコアにも大きく影響が出てくるのですから、恐ろしいものです。

よくあるレーンコンディション

一般的なボウリング上では「クラウンレーン」と言われる易しいレーンコンディションであることが多いです。実際に自分の行っているセンターでもほとんどがクラウンレーンに近いことが多いです。ハウスボールを使うお客様に対してはレーンコンディションはぶっちゃけどうでもいい、というか、影響しないと言っても過言ではないので、一般レーンのコンディションをどうするかは、マイボウラーに対してのサービスとも言えます。難しいレーンコンディションばかりだと、マイボウラーも参ってしまいますので…。上級ボウラーは難しければさらに燃えるでしょうけど。

レーンコンディションの微妙な違い

クラウンレーンは一般的にオイルが外から内に階段状になっています。

この階段が規則的に板目1枚ずつで同じような間隔になっているのが易しいと言われます。滑らかな山形になっているということは、投球ラインに幅を感じやすくなります。

これが、板目2枚ずつのちょっとごつごつした山形になった途端、難しいと感じるようになります。ほんのわずかな差ですが、オイルコンディションの表を見て読み取れるかどうかは大きな問題です。

他にも、全体的なオイル量の問題を加減したり、多い箇所少ない箇所のオイル比を小さくしたりすると、途端に難易度が高まります。そのあたり、マイボウラーであれば、一応の表の見方を知っておきたいです。

問題のブロックレーン

何度も課題としているように、今月はブロックレーンに近いレーンコンディションです。4週投げてきて、ようやく戦い方が少し分かったようなところですが、戦えるようになるには、投球の正確性が不可欠だと思わされます。以前であれば、何度投げてもだめだっただろうな、というのが所感です、

やはり、山なりのレーンの境目がないので、幅を感じにくいです。中から外へ出して投球するラインも間違いではありませんが、投げミスが命とりになりかねないので、相当な正確性が必要になります。むしろ、10枚目を真っ直ぐ投げるラインを基準として調整するのがいいようです。

基準としては、10枚目のラインから、わずかに外に出すか、あるいは、わずかに内に入れる(沿わせる)ラインがいいようです。

沿わせるラインを基準として

クラウンレーンで投げることが多かったので、オイルに沿わせるラインは挑戦したことがありませんでした。最初は全く手をつけられない感じもあったものの、ようやく戦えるようになったかなという感じがします。

中から外に出すと安定したラインもなかなか落ち着かず、外はオイルがなくて厚く入りすぎ、最初はスプリットの嵐でした。もともと、真っ直ぐ投げるラインは多用しなかったので、内から投げてもだめ、外から投げてもだめ、完全にパニックになりますね。真っ直ぐ気味に投げたほうがいいとアドバイスを受けたものの、最初はピンときませんでした。自分にとっては、まさかのそれが正解でした。

同じコンディションでは今週がラスト。戦い方は分かったので、あとは当日のコンディションを読む戦いになりますね。