残りピン配置から分析する投球調整(2)~ボウリングで200を目指す上達の道~

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左側の残りピンから分析する

レーンの左側にピンが残った場合、特にタップ(1ピン残り)を中心に分析します。左側というのは、2番、4番、7番ピンのことです。

右側の残りピン(3番、6番、10番ピン)については前の記事を見て下さい。

理論的なストライク理論 ボウリングは1番ピンと3番ピンの間...

悩ましい4番ピンタップ

右側のタップで悩ましいのは10番ピンでしたが、左側で悩ましいのは4番ピンでしょうか。ポケットより若干厚めに入ったときに起こりやすくなります。

1番ピンに厚く当たったことが原因です。これにより、2番ピンは4番ピンの左を通過し、4番ピンタップとなります。7番ピンはピンアクションで倒れることが多いですが、4番7番の残りピンも同様の原因で起きます。

対応策としては、1番ピンに薄めに当たる必要があるのですが、3番ピンへの当たりは維持しないといけないので注意が必要です。

薄めの7番ピンタップ

10ピンタップを避けて薄めのポケットからのストライクを狙う場合がありますが、こうなると7番ピンがタップしやすくなります。ピンを引っ掻き回せば7番ピンまで到達する可能は高く、ピンアクションに恵まれないときに残るピンでもあります。

1番ピンに少し薄く当たったことが原因です。このため、2番ピンは4番ピンの右側に当たり、4番ピンは7番ピンの左を通過します。

対策としては、もう少し厚め(正確なポケット)のラインを選択する方法が正当と言えるでしょう。

さらに薄く当たると

ピンアクションで2番ピンタップになることはもちろんありますが、左側のピンが残ってしまいます。

原因は単純ですので、もっと厚く、正確なポケットを突くラインを選択することが重要です。左側なので10ピンタップのように投げにくくはありませんが、少し間違えると厄介な残りピンが出現します。

残りピンの例:
2-4、2-4-7、2-7
2-4-8、2-4-5-8、2-8

左側残りピンまとめ

2番ピンが残るのはとりにくいピン配置が残る場合があるので、薄すぎるのは危険ではあります。2-7のベビースプリット、2-8のインザダーク、2-4-5-8のバケット、いずれもスペアは簡単ではありません。

また、4番ピンタップや7番ピンタップも、コンディションによっては注意しなければならない位置なので、気を引き締めて投げたいものです。10ピンタップに比べればプレシャーもないのですが、逆にイージーミスを起こしやすいのが左側の残りピンです。

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次回は奥のピンのタップをみていきます。