ハンデなしは無謀なのか?〜ボウリングで200を目指す上達の道~

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ボウリングのハンデとは?

スポーツでハンデキャップと言えばゴルフを思いつく方も多いでしょうが、ゴルフのことは分からないですし、ここでは取り上げません。ボウリングのハンデについてです。

ボウリングでハンデありのゲームになると、プロをも負かすことは容易に出てきます。ハンデを付けるためにはアベレージが必要になるわけで、それぞれの所属センターなどで有効になるのが普通です。よく目にするのは、スコア200を基準とし、200に満たないスコア×8割、あるいは7割というのが多いでしょうか。自分が所属するセンターも(200-Ave)×8割(女性は9割)になっています。ということは、

ハンデがどれほど大きな意味を持つか?

基本的にはアベレージを少し超えれば、ハンデ込みのスコアが200を超えることを意味します。例えば、(200-Ave)×8割のハンデ(以下、HC)とすると…

Ave180→HC16、184を打てば、180+16=200

Ave160→HC32、168を打てば、168+32=200

となります。Ave140の人がたまたま230などを打ったとすれば、HC込み278。1ゲームに限ってみれば、プロでも300近くを打たなければ負けてしまいます。これを見る限り、自分の平均値を超えれば必然的に上位に食い込んでいくわけですから、上手い下手を問わず楽しめる、というのが利点でもあり、アベレージの低い人がビッグゲームを連発したら、それこそ手を付けられません。

ハンデが関係ない人もいる

センターによっては、HCの上限を定めているところもあります。無限につけてしまうと、HC込みでスコア300を超えてしまうこともありますし、HCが多い人ばかりが上位に並んでしまえば、それはそれで微妙な雰囲気にもなりかねません。そうなると、上限を超えてしまうアベレージ(下限アベレージ)であれば、十分な恩恵には預かれません。下限アベレージは最低でもクリアしたいですね。

逆に、スコアの基準を超えている人はというと…実質的にはその方々が有利なわけです。一見、損しているようにも見えるのですが、アベレージを打った場合を考えてみると、

Ave220→HC=0 Ave=220

Ave200→HC=0 Ave=200

Ave180→HC=16 Ave+HC=196

Ave160→HC=32 Ave+HC=192

当然ながら、アベレージを打てば基準値に近付くということからして、基準値を超えている人はそのままで…これをよくよく考えてみると、HCがあっても、アベレージが230のプロに勝というのは簡単ではないことがよく分かります。

リーグ戦などで、プロにマイナスのHCを付けることもありますが、そうすると平均的になるのは確かですね。

ところで、最後のノーハンデ戦

ストライクが続かない、というか出ない苦しみの中で、試行錯誤しながらズルズル…という展開でした。ポケットを突くのさえ難しいレーンコンディションの中で、ワッシャーにイージーミスではスコアが伸びる理由がありません。1ゲーム目は確かに合わせられずにノーヘッドが続き、今度は厚めになってイージーミスでスコアが崩壊した2ゲーム目。

スプリットとストライク

ピンアクションによっても、スプリットとストライクは表裏一体。厚めでスプリット、薄めでスプリットのスタートとなった3ゲーム目も、曲がりを抑えて投げ始めてようやく、ストライクが続く気配も見えました。5フレがラッキーストライクともなればもっと伸びたでしょうが、最後には何とかコンディションを掴めたのかな、という手ごたえはありました。一投目のラインを掴めないと、やはり2投目影響を出してしまいますね。10ピン以外のタップは取れているので、やはり、一投目で9本倒しておくのは、スコアアップに必須かと思いました。

次回からはHCをもらっての戦いになります。最終的にはHCなしのところまで伸ばして行きたいのはもちろんですが、その過渡期でも大会で上位に食い込めるよう、技術も磨かないといけません。当面はAve180への復帰ですね。1年で落ちてしまったものをいかに早く復帰できるか。リーグ戦は難しくとも、ボウリングは続けられる体制が整ったので、そこは落ち着いて取り組んでいこうと思います。