ストレート投球とは
少し前に、1投目のボールでストレート投球をして10番ピンを取るという話題を取り上げました。
ボウリングのボールは、進行方向と異なる回転をしている場合、オイルのないところに来ると自身の回転方向に合わせるように軌道が変わります。なので、進行方向(=リリースする方向)と一致した回転力を与えられれば、理論上は曲がらない…のですが、マイボールのコアの形状などの影響により、若干の曲がりは出ます。
回転軸の話
回転の種類は、3方向の回転軸の種類によって違ってきます。
・進行方向に垂直で横方向の軸を中心に回転する縦回転
・進行方向に平行な軸を中心に回転する横回転
・上下方向の軸を中心に回転するUFO回転
UFO回転は回転していても、ボールの軌道にはほぼ影響しません。フックボールの要素となるのは横回転です。縦回転は進行方向に一致し、ボールのスピードと威力を増します。
縦回転とストレート投球
主にスペアで必要とするストレート投球は、レーンコンディションに影響されずに、真っ直ぐ投げたいがために使用します。スペアボールも基本的には曲がらない素材のボールではありますが、横回転の入った投法で投げた場合、オイルの状態にもよりますが若干曲がることがあります。さらに10番ピンなどを狙う際にドライエリアを長く通過する場合には危険も伴います。このため、スペアボールであったとしても、レーンコンディションによってはストレート投球したほうが安全な場合もあります。
リアクティブボールと縦回転
縦回転でリアクティブボールを投球する場合は、ボール内のコアの形状によって縦回転であっても回転軸がずれて横回転の要素が多少入ります。これによって緩やかなカーブを描く軌道となります。
また、1投目で縦回転の投球というのも選択肢としてはあります。曲がりが緩やかになるので、横回転をかけるより扱い易い場合もあり、フィンガーにも乗りやすいので威力が増します。ピンアクションも良くなります。一方、回転軸と回転方向が横回転の場合よりも近いため、オイルがないところに差し掛かると横回転より早く曲がり出すことがあります。このあたりは、縦回転と横回転の一長一短を感じ取っておかないと実践で投げ分けるのは難しくなるでしょう。

