ボウリングの課題と向き合う〜リーグ戦休み〜

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課題克服と、より上のレベルへ向けて

第2週はリーグ戦がお休みになりますが、ほぼ同じスケジュールで投げるようにしています。曜日をずらすと完全に2週間空けてしまう可能性もあり、それは避けたいところ。練習ボール+2ゲーム+練習がちょうど10ゲームくらいになるのも一つの理由で、大抵は10ゲーム投げています。

ボウリングを楽しむのはもちろんですが、もっと上手くなりたいと思う以上は、常に改良…ということになりますね。

投球の確認とレーンコンディションの把握

1ゲーム目は体を温めながらポケットをつくラインを見つけ、通常の練習投球の流れで。その後の2ゲーム(2,3ゲーム目)を試合に見立てます。2ゲーム目はまずまずでしたが、3ゲーム目の最初にアクシデント。大袈裟なものではないですが…サムが早く抜け過ぎて手首で支えられず…というもの。最近になって時々やらかす癖で、一番の厄介物かもしれません。どこかおかしくなってるはずなのですが、修復に時間がかかったり、いつの間にか直っていたり、原因がよく分かっていませんでした。

ただ、今回の場合、その後の投球で思った通りの曲がりが出ず、ちょっと申告な状態でした。アクシデントの前はしっかり曲がっていたのにです。

※実際の2,4ゲーム目のスコアです

実際の3ゲーム目は1投目でノーヘッドになってしまうことが多く、更に右によってもノーヘッドという状態でした。4ゲーム目の3投目までそういう状態が続きました。

手首と手の動きを確認

回転はかかっているように見えていました。いつもより回転数は落ちているかな、くらい、これも落とし穴で、自分で状況を把握するのにも時間を要しました。質の良い回転ではなかったのです。リフトターンのように手を回す投法ではないのですが、フォロースルーで手が回っているのです。ということは、手がボールの上側(フィンガーがボールの横)にある状態にあることが考えられます。通常は下側(フィンガーがボールの下側)になければなりません。

あとは、アクシデントの後で、どうしてもビビッて投げる感じになりがちです。一番怪我が怖いわけですが、失投してガター行きになるのも、ボールに手首が負けてしまうのも、どことなく恐れが付き惑うのです。そうすると、フォロースルーでボールをしっかり押し出すこともできず、サムの抜けも遅くなってしまいます。

結論は、知らずのうちに手首を左に曲げてしまっていたことでした。アドレスで手で抱え込むように手首を折りたたむのですが、この方向が違ったのです。親指を天井に向けるという意識だけでやっていたので、無意識的に左に曲げていたんでしょう。

4ゲーム目でストライクが続き、解消しかけたのですが、実際に投球が修正できたと感じたのは6ゲーム目後半、普通に試合だったらボロボロだったのは明らかです。1ヶ月前にも同じようなことがありました。

チェックポイント

今日はやりませんでしたが、うまくフィンガーに乗らないと思った時は、0歩助走で投げてチェックすることが多いです。他には、思いっ切り投げること、押し出さないと、サムが抜けるタイミングがずれてしまうので、質の良い回転になりません。あとは、バックスイングの頂点ての溜めですね。焦ってしまうと自然振り子にならないので、しっかりと回転がボールに伝わらなくなってしまいます。

eye
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曲がらないと思った時は、0歩助走、1歩助走で投げてみるのをお勧めします。

200以上の目標値

練習でも、スコアをつける以上は200という目標に対して戦います。何とか投球フォームは取り戻せたので、7ゲーム以降は200を目指していきました。ここぞというところで決められなかったので、ストレスもたまっていたところで…最終ゲームへ。

ターニングポイント

途中で4-7ピンのスペアを外し、ターキーが必要な局面。さらに、スペアも外せません。6フレでストライクだったので、当然、ダブル狙い。ここで6-7-10の大きいスプリットが襲います。これがターニングポイントとなりました。

滅多に取れるスプリットでもないので200も絶望的、しかし、しっかりと投げないと連鎖的にスコアが崩れる心配もあります。10ピンを狙うつもりで、6番ピンはぎりぎり取れるくらい、願わくば7ピン方向へ飛んで…と意識は持ちながら、取れたらラッキーくらいの感じですね。

管理人の6-7-10スプリットメイド率は、それまでで1/42でした。人生で2度目の快挙!
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もしかしたら、ベビースプリットであれば、力が入り過ぎてミスしていたのかもしれません。狙って取れるほどの腕ではないですが、やはり、リラックスした状態で投げることは重要になります。

※実際の7〜10ゲーム目のスコアです

特に、こういったスプリットを取ったときは、運も味方しています。残りの9フレから3つストライクを続けられれば200に到達します。10ゲームの締めでもあるので、丁寧かつしっかりと投げることを意識して、とにかく集中していました。結果的に4つ繋がり最終ゲームにしてようやく200に到達。ただ、それよりは、最後に納得の行く形で投球できたのが、何よりの収穫でした。

課題と向き合う

投球の癖はそれぞれです。また、その癖が良い方にも働き、悪い方にも働き得ます。実際に、失投であってもストライクになることはプロボウラーでもあることですし、完全な投球だったとしてもピンアクションに恵まれないことはいくらでもあります。

試合では、裏のストライクでも何だとしてもでも、スコアの良い人が勝ちます。ただ、ゲーム数を重ねて行けば、ラッキーが連続的に起こるとは考えてにくく、最終的にはしっかりと投げきった人が勝つことになります。失投であれば修正しなければなりませんし、いち早く原因を突き止めなければなりません。それを、実際のゲームの中や練習の中で培ってこそ、本番に生きてくるものだと思います。

ボールの軌道を記憶する

自分のミスを明確にするには、実際に投げたボールの軌道を覚えておくことが必要です。具体的にです。アドレスの位置と目標スパットを決めて投げるのは皆さんがやることですが、それに加えて、ボールの軌道はどうであったかを見て下さい。ボールの落下地点、通ったスパット、フッキングの場所、ポケットとのズレ、これらをイメージではなく実際の板目で確認します。自分の投球と軌道を合わせてみると、自分の癖や対処法もも掴みやすくなるでしょう。

習慣付けばそれほど難しくはないですが、ピンアクションばかりに気を取られて、忘れてしまうこともあります。すぐにメモするなどして、大切な情報として記録しましょう。