フォーム改造の欠点
先々週あたりからスピードアップを目標にフォーム改造に取り組んでいます。が、無理に投げ続けると体に負担がかかります。まして、うまく投げられていないときにやると…どつぼにはまります。
使わない筋肉の疲労
普段ボウリングをやっていない人がボウリングを2~3ゲーム投げると、手や肩、腰などを痛めることがあります。明らかに普段の生活で使っていない筋肉や筋を急に使ったことによるものです。これは、フォーム改造も同様で、例えば、バックスイングを大きくするということだけとっても、肩や腕に負担がかかります。なので、徐々にやっていかなければいけないのですが…意外に落とし穴になります。
というのも、ある程度投げているボウラーであれば、10ゲーム投げることはそれほど負担ではないはずです。ボウリングはあまり力を使わないこともありますし、週1で投げるくらいであれば問題ありません。ところが、フォームを改造するとなると、普段使っていない部位に思ったよりも負担がかかり、体が悲鳴をあげることがあります。5kgのボールを振り上げ、支えているわけですので、このあたりはよく考えて進めなければなりません。
バックスイングを大きめに…
試行錯誤しながら5ゲームくらい投げたでしょうか。振り子が大きくなるので、腕や肩には負担がかかります。さらに、バックスイングで上半身を開くようになり、体をねじる必要があります。ここにも思った以上の負担がかかっていました。疲れは感じてきていたので、以前の投げ方に戻しましたが…疲労でコントロールが定まらない感じがしていました、
取り組みの見直し
フォーム改造は急ぐことでもないので、いろいろ試していくつもりです。今の段階では、バックスイングを大きくしつつも、体をねじらない範囲にしたほうが体力的にも、コントロールの面でもよさそう、という結論に至っています。バックスイングは若干大きく、自然に、そして、フォワードスイングとリリースの改善を図るつもりです。
リリースとスピードの関係
スピードが速くなり、バックスイングが大きくなることにより、リリースのタイミングもわずかながらずれます。スピードが出ることによって曲がりが抑えられるのは事実ですが、リリースが甘くなることによって曲がらなくなっているのでは根本的に違います。ここを取り違えてはいけません。投球スピードに合ったリリースのタイミングをしっかりつかみ、しっかりリリースできた状態で比較をしなければ意味がありません。
投球がおかしいときに戻れるポイントを
リリースのタイミングを逸してしまうと、元の投球スタイルに戻ってもリリースが合わないことがあります。こういうときには、焦らないことです。しっかり投球できるスタイルのところに一度立ち返り、感覚を掴んだ上で戻ったほうが早いです。変に焦って投球を続けても、かえっておかしくなってしまいます。
管理人の場合は、振り子助走が原点になっています。助走位置でボールを振り子運動させ、その振り子の状態から助走をつけて投げます。これは0歩でも1歩でもやりますし、5歩でもやります。リリースの瞬間の感覚を取り戻すことで、あとはタイミングさえ合えば、しっかりとした球質のボールを投球することができます。