10番ピンの攻略を再考
ボウリングをやっていれば、悩みの種である10番ピン。その昔は比較的楽に取れていた気がします。曲がりがあまり出なかったからですね。しかも、初期の頃は、スペアボールで15枚目から2番スパットのラインを使っての投球、これは1投目で同じラインとかなり近いです。ボールをスペアボールに変えれば同じスタイルで投げられたのが強みでもありました。
次第に、スペアボールでも6番ピンから9番ピン方向に曲がってしまい、10番ピンから見放されるようになります。そこから迷い道に入り込んだ感じが…。ストレートの投球でもピン前で曲がってしまう危険も多く、もっと内から投げないといけないという結論に至ります。
3番スパットを通すか、4番スパットを通すか
4番スパットを通すラインは一番オイルを使用するので、曲がりにくいラインです。ただし、レーンに対して少し大きい角度を持って投球するので、あまり板目を使わない投球がメインのボウラーにとっては慣れないラインとなります。3番スパットのほうが通常投球するラインに近ければ、どちらかと言えば投げやすいラインにはなります。逆にピンデッキ付近の曲がりには注意する必要があります。
スペアボールを使用するか、ストレートボールを使用するか
ナチュラルフックの投球スタイルでスペアボールを投げた場合でも、多少の曲がりは出ます。1投目のボールに比べて曲がらない、という意識でいたほうがいいのかもしれません。
また、ストレートボールで投球した場合でも、純粋な曲がる要素のないボールを投げるのは難しいですし、ボール自体が曲がりやすい要素があるので、若干は曲がります。
当面のライン模索
右側の残りピンを狙う際のラインはいくつかあります。3番ピンタップであれば薄めにポケットを狙うライン、6番タップ、9番タップを狙うライン、3-6-10ピンを狙うラインです。このうち、9番ピンを狙うラインはストレートボールであれば10番ピン方向へ抜けそうなラインです。
28-16→9番ピン
ストレートでも若干の曲がりは出るので、どのくらい戻るかを見極める必要はあります。ストレートでスピードがあれば抜けてしまうラインでもあると思います。
3-6番の間を狙うラインでは、上記より外側なので、こちらもどのくらい戻るかを見たいところです。
26-15→3-6番ピン→10番ピン(9番ピン)
投法(ストレート、フック)の統合
10ピンを狙う際にはストレートの投法で、と今までは完全に分離していたのですが、やはり投球のモーションは同じにしておかないと修正するときに時間がかかることが分かりました。しっかり練習できれば問題ないのですが、十分に10ピン対策の時間を取れないときに、準備不足で試合に臨むのももったいないことです。ここ数ヶ月、以前よりは10ピン対策も出来てきた気はしていたのですが、やはりこれじゃない、というところです。
ストレートのボールを投げるのは何も10ピンを狙うに限ったことではないので、コースさえ定まれば案外、すっきり解決しそうなもの、という希望的観測のもと、スコアアップにつなげられればと思います。