ボウリング2投目が1投目より難しく感じる簡単な理由

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1投目のミスは2投目でカバーできる

ボウリングは、1フレームで2回投げることができます。万が一、1投目でミスがあっても、2投目で倒せばいいのです。もちろん、最初から(ストライクではなく)スペアを狙う方はいないと思いますが、実際にストライクではなかった場合、2投目でカバーすればいいという安心感は当然あります。

逆に2投目は「ミスできない」というプレッシャーは1投目よりも大きくなるでしょう。残り2ピンは得意だけど、1ピン残りは苦手という方もわりと多いように思います。実際には、1ピン残りを倒す確率のほうが2ピン残りをスペアにするよりずっと確率は高いのに、不思議なことです。ボウリングあるあるかもしれませんが。

さすがに派手なスプリットやらかすとカバーは難しいですね。
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完全な一投目のミスと言えるのは、カバーできないスプリットを残すことでしょうね。

スペアの練習不足

ボウリングにおいて、一番練習するのはストライクアングルだと思います。ポケットをつく軌道を探しながらの投球になります。2投目もスペアを取る際に同じ軌道を使うことも多いでしょう。と、必然的にポケットをつく軌道の投球練習が一番多くなります。ピン配置を指定して練習できるレーンを用意しているセンターもあるようですが、一般的にはスペアの練習は意識的にやらないと機会は圧倒的に少なくなってしまいます。

また、10ピンのスペアの練習をしようとしても、全部のピンが並んだ状態と、10ピンだけが残っている状態とでは、同じとは…言い難いですよね。さらに、試合などの緊張感の中で10ピンが残る場面は、メンタル的な強さも問われてきます。

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同じスペアの練習を続けられる環境があれば理想ですね。
練習したいときに限って、10ピンタップじゃなくてストライクが出てしまうという…。
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ピン配置を指定して練習できるピンセッターを装備しているセンターもあるそうですね。

1投目のピン数がスコアに影響か否か

スコアのつけ方が分かっている方には当たり前のことですが、特に、スペアと取ったフレームで、1投目に倒したピン数がスコアに影響するときと影響しないときが分かれます。※ストライクの場合を除きます。

1フレーム目

前のフレームがないため、1投目のピン数を加算する箇所がありません。このため、オープンフレームとなった場合は1投目と2投目の合計ピン数が得点になり、スペアの場合は10ピンに2フレームの1投目のピン数を加算します。

なので、1フレーム目で、1投目9ピンでスペアという場合でも、1投目がガターでスペアという場合でも、スコア自体は同じになります。

オープンフレームの後

これも、1フレーム目のスペアと同じことになります。前のフレームでストライクもスペアも取っていないため、1投目のピン数を加算する箇所はありません。

(連続以外の)ストライクの後のフレーム

前のフレームがストライクの場合、1投目、2投目の合計ピン数が前のフレームに加算されます。なので、1投目がストライクでない限り、1投目のピン数には影響がありません。上記と同様、1投目がガターであろうと9ピンであろうと、1投目と2投目で倒したピン数の合計が得点に反映されます。

スペアの後のフレーム

スペア後に加算されるのは次フレームの1投目のピン数ですので、1投目は重要となります。スペアの直後はストライクを取りたいところですし、できれば9ピンは倒しておきたいところです。

連続ストライクの後のフレーム

前のフレームに加算されるのは1投目と2投目の合計ピン数で間違いはありませんが、連続ストライクの場合は前々フレームに1投目が加算されます。ストライクが続いているときであればあるほど、多く残してしまうとスコアに影響してしまいます。