10ピンタップ対策:練習投球210617〜ボウリングで200を目指す上達の道~

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10ピンを倒す

本来は、1投目で10ピンが倒れればいいわけです。順当に行けば6番ピンが10番ピンを直接倒します。なので、10ピンがタップする原因を探るのは、6番ピンがどこに向かって飛んでいるかを見ておく必要があります。これは、ストライクの時のピンアクションも同じで、実際に10ピンがどう倒れたのかは見ておくべきです。ジャストで10番ピンに向かっていればいいのですが、キックバックで跳ね返って10番ピンを倒している場合もあります。

他には、1番ピンが左キックバックで跳ね返って10ピンを倒しに行くことがあります。メッセンジャーと言われるやつですね。男子プロなど、スピードのある強いボールの方に多く見られます。

いずれにしても、ストライクには変わりないですが、まずは直接10ピンを倒せるようにポケットを突けるようにすることが最短距離のように思います。

リリースがずれるのが原因

一投目と同じように、しっかりと転がす必要があります。転がせなければ、また、意識としてはゆっくりリリースへの流れに入らなければならないのですが…苦手意識というか、焦りがあるんでしょう。

焦ると転がせない

焦りというのは投げ急ぎになります。バックスイングでの溜めやボールリリースのタイミングが早くなってしまうため、十分な回転力が伝わりません。また、今のリリースの場合、リリースが早くなるとフィンガーがボールの真下ではなく右側にある状態で、内ミスと同じような状態になります。9番ピン方向へ向かってしまい、ミスすることが多くなります。

ロールを薄くすると曲がりすぎる

縦目の回転が強くても、レーン中央を通す場合はオイルの影響は受けにくくなります。ところが、横回転にスイッチが入れば曲がります。幾分曲がるということを念頭に入れればレーンに助けられることもあり、ある程度の幅ができてきますが、完全なドライエリアでの曲がりすぎには気を付ける必要があります。曲がりが出にくいように、敢えてロールを強くするという判断も必要です。

振り切らないとラインがずれる

自信があれば、腕を振り切って投げられます。自信がないと思い切って振り切ることも難しくなります。この中途半端なところがミスをもたらします。振り切れば目標のスパットを向けて多少は修正が効きますが、振り切れずに止まってしまえば、ずれたままで投げてしまいかねません。振り切れないことで、フィンガーの引っ掛かりも弱くなりますので、想定通りのラインに乗せることも難しくなりますね。

ポケットへのラインを調整しつつ

一人で投げているとは言え、ヨーロピアンでオイルの薄い辺りをフッキングに使えば、オイルの変化も早くなります。その調整をして投げていたのかなというのが、スコアシートから見てもとれます。

1ゲーム目の5フレ、6フレでは捉えられたに見えたものの、10フレまで厚め。2ゲーム目に入ってダブルのあとに割れてしまったので少し外へ、その結果5フレでノーヘッド。6フレは全く同じミスをしていますが、あえて言えば、同じように投げられているという見方もできるので、その点は悪くないように思います。投げ方が悪いのではなく、ラインを変えなければならないというのがよく分かります。そこから、厚め、厚め、ストライクorタップという流れになったので、調整はうまくいったようです。

4ゲーム目は集中力で何とか乗り切って200Upしました。2フレで気持ちいいくらいに割れて、ある意味ふっきれたのがよかったような気がします。引きずったその後が続かなくなります。

次戦を想定しての練習

次週のリーグ戦で使用するもう一つのレーンに移動。今のコンディションで投げていなかったので、投げておきたかったレーンでもあります。それにしても、レーンアジャストに時間がかかりすぎ…。10ピンタップと薄めの繰り返しなので、だいぶ試行錯誤していたのは見て取れますが、7フレ~9フレは何をしていたんでしょう。ほぼ同じ残りピンを3つ続けるのはなかなかないですね。

10ピンさえ何とかなれば180は見えてきますし、しっかり投げればスコアには反映されてくるかなという感じになってきました。