リーグ戦表彰式

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ポジションマッチを終えて

今回の最終結果…は先週のポジションマッチを終えて分かっていましたが…。一位はダントツで、何とか二位に食い込み、三位との差は0.5ポイント。同ポイントの場合はアベレージの高い順になるため(三位の人はAve190)、本当にぎりぎりのところでした。

ポジションマッチでは、1位、3位、5位が勝ったため、二位と三位、四位と五位が入れ替わり、文字通りの最終戦だった感じは頷けます。二位で負けて降格するのは悔しいですから、ある意味良い位置にいたとも言えるでしょう。逆に自分が負けた場合は5位まで降格する可能性があったわけで、ポジションマッチこそ、負けられない一戦になります。

リーグ戦の戦いを考察

アベレージは172で目標を超え、及第点。スコアが出ても内容がイマイチのこともある一方、今回顕著だったのが、1ゲーム目と2ゲーム目の差。それぞれのアベレージを比較すると、1ゲーム目が186、2ゲーム目が158、30点近く差があります。1ゲーム目は15分の練習ボールである程度レーンコンディションを掴んだ上での成績、レーン移動後の2ゲーム目はぶっつけ本番になるので対応が遅いということ。やはり、いかに早くポケットを突くラインを見いだせるか、ということに尽きます。

各レーンでそれほど大きくコンディションが違うことはないのが普通ですが、板目2~3枚程度の差が出ることは割と多いので、1投でレーンの状態を読む力が絶対的に必要です。しかも、その一投はナチュラルな投球で、2投目以降に参考になる情報を掴まなければなりません。

ボールの動きをよく観察する

投球の際には、立ち位置とスパットを目標にすることが一般的かと思います。それでは、投球後に何を観察したら良いのか?最低限、目標の板目を通ったのか、もしくはどの程度ずれたのかは把握しておかなければ、次の狙いを定められません。また、自身の投球がナチュラルなものだったのか、落としてしまったのか等、ボールの回転力に関わる部分が正常かどうかも判断材料になります。投球後にピンだけを見ている方を見かけることも多いですが、実際にはピンアクションよりも重要なところを見逃していることになります。

さらに、ボールのフッキングポイントも見ておくのが最適解を見つけるのに近道です。しっかりボールが噛んでフックしたのか、抜けて行ってしまったのかなども、オイルがどこにあるかを見分ける重要な情報です。

練習投球

試合でないことはもちろんですが、集中力に欠いた投球でした。超えそうで超えない200の壁とイージーミスの続発。幅の広いラインを見いだせなかったことは一番大きな要因ではありますが、ヨーロピアンで投げてもストライクが続きにくいのはダメダメです。

複数ピン残りが多かった印象です。しっかりポケットを突けたときはストライクまたは10ピンタップが多かったので、裏近くまで行ったり、回転不足で薄すぎたり、ということが多くありました。顕著だったのが、上記の7ゲーム目。10フレで7つのスプリットは過去最多です。狙ってもそんなにできることではないと思いますので、記録に残してみました。薄めのストライクを中心に狙っていたゲームで、7つのスプリットのうち5つは薄め、2つはど真ん中に行ってしまった結果です。ほんの僅かな差でスプリットにならなかったりもするので、この辺りは運不運もある一方、実際の10ゲーム目くらいになっていたので、握力の低下で回転力は弱ってきていたころでもあります。

投球方法をいくつか持つこと

フックボールで投げている以上はフックがかかるように投げるのは普通です。ただ、板目を多く使うラインでは、レーンが荒れてきたりするとボールが暴れる傾向が見られます。そのため、あまりフックが出ない投法を身につけておくことも必要になります。当然、投げ方を一定にして複数のボールを操る方もいますが、投げ方一つで起動も全然変わってきます。例えば、フックボールであっても、ほぼ曲がらないボールを投げることもできますし、曲がりを押さえた強いボールを投げることもできます。

ストレート投球

ゲーム数を多く投げるときには、ストレート投球の練習も挟みます。通常、使うことはあまりないですが、ボールを直線方向に真っ直ぐ投げられる、というのはボウラーとしては一番の基本だと思うからです。もちろん、ストレートで投げる場合は、フックボールであっても回転力は弱まります。なので、よりしっかりとフィンガーで押し出すように投げる必要があります。フィンガーに引っ掛からないと、ヘッドピンをかすめることもなく抜けていくことも多いと思います。逆にしっかりと投げられれば、フックする幅が小さくともピンアクションの強いボールになります。

また、10ピンを取る際にはストレート投球で取ることが多いのですが、こちらの場合はむしろ、回転をかけてはいけないので(ストレート投球であっても曲がります)、極力回転がかからないように投げます。回転があると、10ピンの直前でフックしてミスする危険性も高くなります。ただ、逆に無回転であれば、レーンのエッジでフックがかかって助かる…ということは少なくなります。

次回のリーグ戦へ向けて

スコア的なところは、170アベレージを維持することはもちろんですが、目指すところはその上、180、190。イージーミスをなくせば目指せるところであり、連続ストライクでミスをカバーできればできないことはありません。頭をフルで使って集中力を高めて投球、というところを目指すべきかなと思います。

リーグ戦は相手がいますが、最終的には自分自身のアベレージを超えることが一つも目標になるので、一戦一戦、その戦いに臨むつもりです。その結果として上位に行ければいいわけです。