10ゲーム練習投球の続き
4ゲームを終了後、ボールをチェンジして4ゲームに挑みます。
食い込みは大きいながらもあまりオイルには強くないので、失投すると薄めに抜けてしまうこともあります。ボールの性格もよく理解しておかなければなりません。やはり、ゲームの途中でボールチェンジをするからには、ぶっつけ本番的な要素も出てきます。ここ一番の切り札にならないといけないですから。
一方のボールで合ってももう一方はてんで駄目
「ボールが合う」というのは、ポケットを突いてストライクが出るライン取りができる、ということと思いますが、ボールによって本当に違う。ポケットを突けるライン取りは、厳密に言えばどのボールでも行く可能性はあると言えるでしょう。ただ、様々な要素が絡み合って、ストライクになったり、10ピンタップだったりするわけです。
やはり、ボウリングは、如何にストライクを繋げるかというスポーツですので、連続でストライクが来るようでないとシビアな戦いになります。なので、幅のあるライン取りができることこそ、ボールが合っていると言えるわけです。ラインを大きく変えてみたら意外にもストライクが出始めるということもありますので、勝負手にでるのもありだと思います。前提としては、やはりボールの性格をよく知ることです。
繋がらない中でスプリットとワッシャー
前の4ゲームは苦しみながらも何とか戦えたのは、ある程度ラインを把握できていたこと。2つ繋がってもスプリットやワッシャーがこんにちは〜では心が折れそうになります。耐えて投げていても、ふと集中力が切れてしまうと…簡単なスペアもミスするまでなってしまいます。
別のラインを発見
4ピンタップで、スペアメイクの時にふと…「このライン使える?」というところを発見。ポケット付近を通過して4番ピンをソフトタッチで倒した軌道、外ミスした感じでしたが、そこもポケットへのラインでした。ただ、そこから伸びなかったと感じるのは、やはり幅がなかったからです。やはり、スペアを取る際の軌道もオイルの状態を判断するには十分な情報がありますので、しっかり軌道を確認すべきだと思いました。
3-10メイクは3/3
同じ残りピンが並ぶことが割と多かった感じがします。ワッシャーが3回、3-10のベビースプリットが3回。薄すぎと厚すぎの典型の残りピンです。どちらもコントロールが利けばカバーできるスペアなので取りたいところです。ベビースプリット3回を3回カバーできたのは自分でも初めてかもしれません。実際には間の6番ピンがあるものと想定して、3-6-10の残りピンを攻略するつもりで投げるのが成功の秘訣。右側のピン残りはアングルはほぼ固定しているので、厚めに入ったときの3-6とか6-10もほとんど同じライン。そういう意味では投げる機会も多いです。右側の残りで厄介なのは、10ピンタップと9番ピンでしょうか。3-6-9-10の残りは、2-8のように隠れている9番ピンを残してしまう可能性も高いです
ワッシャーも3回あれば1回くらい取れるかと思いましたが、失投では簡単に裏に行くのに、やはり微妙なコントロールが難しいですね。実際にはカバー率15%なので、1/6くらいのカバー率、もっと取れているように感じるのは気のせいでしょう。
最終ゲームは左右でボールを変えてトライ
左右のオイルの状態は当然異なりますが、最終ゲームはあえて左右で違うボールを使います。実際の試合でもそういう状況は起こりえるので、それを想定してです。ボールは同じでも、左右で立ち位置も目標スパットも違うわけですから、そこまで大きなことはないものの、調整をする際に混乱しますね。試合などでは、どこに投げるべきかをしっかりとメモに残すくらいのほうが良さそうです。他の投球者の投球を見たり会話をしたりする間に、忘れてしまいそうです。
5フレまでで4つのストライクは上々でしたが、10ゲーム目の疲れでしょう。2、6、9、10フレは投げミスです。集中力でカバーしていかないといけないところでしょうか。
ミスは5回、スプリットが5回(他にワッシャー3回)は前半とも同じですが、やはり難しくないスペアこそ、大事にいかないといけないなと思います。