ボウリングの楽しさを思い出した~ボウリングで200を目指す上達の道~

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タイミングが狂った投げ方の回復

いつ頃からか、おかしくなったタイミングの原因となった個所と、それを解消しようとした経緯は以前に書いた通りです。

最下位でポジションマッチ 少人数のリーグ戦なので、順位もあ...
  • ゲームの途中で曲がりが出なくなる→手がボールの下に入っていない?
  • タイミングがずれたまま
  • 手が振れていない(フォロースルーができていない)
  • サムの怪我の経過
  • サムの負担を減らす意味で、グリップの変更(指で投げる→手全体で投げる)

ボールと手の位置

ボールの下に手が入ったほうが回転力が一般的には強くなります。ただ、回転を強くするためであって、回転が弱いというのは別の理由と考えられます。よって、これはそこまで重要でないと考えます。

グリップの変更

サムへの負担を減らすためにグリップを変更しました。「手で包み込むようにして手で押し出す」というのをやってみようと思ったわけです。手全体でボールを支持するということは、指への負担は減らせるはずです。ただ、手のひらで持つというのは、ボールに推進力を与えることはありますが、負担を減らすというのはあまりないようです。

ただ、手で包み込むようにして握るということは、サムとフィンガーをしっかりと入れることになります。このため、サムの抜けという点においてはタイミングがずれます。フィンガーだけで握った場合と、手のひら全体で握った場合とでは、わずかですがタイミングがずれます。これが原因としては最大の要因です。

サムの怪我

怪我をする個所はサムの第一関節の右下の個所です。これはオーバーターンが原因で、前にも言われたことがありました。昔からオーバーターン気味だったので、割と多く、かつては第一関節の右上でした。右上の怪我はなくなりましたが、最近は右下が結構深刻です。10ゲーム投げると回復に一週間かかっていますから。

※オーバーターン:リリースの際に手首が回転してしまうこと。本来は人差し指が正方向を向きますが、オーバーターンの場合は人差し指は左を向いています。

これがグリップ変更とどうつながるかというと、グリップをしっかりしてサムもしっかり入れるようになり、抜けるのに若干タイミングが遅れます。この遅れにより、ボールを手が追い越してしまい、オーバーターンします。その際にサムホールにかかって怪我となります。

オーバーターンの結果

手がボールを追い越してしまうと、質の良い回転がかかりません。このため、バックエンドでもあまり曲がらないということが起こります。本当にわずかなところですが、不思議なものです。

そして、当然ながら手が左方向を向いているので、投球方向に手を振り切ることはできません。蹴り足の力も振り子の力も十分に生かすことはできないということになります。

全てがオーバーターンにつながる

オーバーターン気味だったという認識はありましたが、実際にかなりのオーバーターンにつながっていて、それが原因でいろいろとおかしくなっていたとは考えもしませんでした。

オーバーターンの克服

本来、正しいリリースであれば、フォロースルーで人差し指が投球方向を向いています。オーバーターンしているかどうかは、リリース後に手がどこを向いているかを見れば分かります。センターによっては投球時のリプレイが表示されるので、それは大きな参考材料です。投球後の手の向きを確認すればいいのですが、厳密にリリースの時の方向を確認するにはリプレイが適切です。毎回チェックするようにしましょう。

実際、元々はオーバーターンせずに投げられていたので、感覚を取り戻すというのが正しいと思います。チェックしてみると、かなりオーバーターン気味。やはり、タイミングが若干遅れたことで、リリースがおかしくなった、そのものです。

克服のポイント

意識してリリースしなければならないですが、投球は一連の流れなので簡単ではないかもしれません。ただ、実際に意識すべきところは、手の向きというよりは人差し指の方向に注目できればそれほど難しくないです。リリースからフォロースルーの流れで人差し指を投球方向に向けるというところです。この流れでフォロースルーから振り切れれば、しっかり曲がりが出るようになります。

基本には忠実に

投球をいろいろといじっても、基本的なところはいじらないようにしなければなりません。また、いじっていなくても、予期せずに変わってしまうこともあります。ただ、一度投球のスタイルが出来ていれば、基本を押さえれば戻ってくることができるなという感じがしました。