真っ直ぐ投げる10ピン考察~ボウリングで200を目指す上達の道~

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10番ピンは鬼門か?

ボウリングでの鬼門は10番ピンタップであることも多いのですが、自分の場合はきちんと投げられているかどうかのバロメーターとして捉えています。もちろん、コースを捉えてストライクが続くのであれば問題ないのですが、入射角がずれるとポケットを突いていても10ピンタップがちらつきます。ポケットを突くことはできているという証拠でもあります。

ということで、10ピンタップは確かに嫌ではありますが、ストライクを繋げる通過儀式でもあると思います。ですから、10ピンタップこそ、越えなければならない壁、と自分自身に言い聞かせたいところです。

10番ピンをめぐる取り方

とは言え、10番ピンを取るのは簡単ではないですし、練習が必要です。戦略も必要でしょう。自身でも10番ピンをめぐっては、取り方も二転三転、いろいろ試行錯誤をしつつ、今までやってきた経緯があります。

マイボールを持った頃は、13枚目から2番スパットを通して取っていたはずです。普通の投げ方をしてましたから、我ながら、よく曲がらなかったものだと思います。今であれば3番ピンの真っ直ぐ主体の球質だったんでしょうね。3-6-10の残りピンも苦なく取っていたような気がします。

ただ、徐々に曲がりがしっかり出るようになると難しくなり、スペアボールを購入しました。この時点でも、2番スパットを通していましたが、オイルがないエリアを長く通るので、スペアボールであっても曲がってしまいます。

ストレート投球

曲がらない投げ方としては、ナチュラルフックで投げるのではなく、ストレートで投球すればよいということになります。

当時はリスタイを使っていましたので、10ピンタップのときだけはリスタイを外して投球していました。リスタイを付け直すたびに若干リスタイの止め方が違ってしまい、1投目に多少影響も出ていたとは思うのですが…。

で、一時、28枚目くらいから3番スパットを通して、ナチュラルフックで投げるというのも一時期やっていました。しっかり投げられればフッキングポイントから10番ピン方向へ真っ直ぐ行くのですが、ガターに向かって投げるので、なかなか勇気が要ります。ガターへ向かっているので、フィンガーへの引っ掛かりが悪いとガターへ突っ込んでしまったり、ちょっと内にミスすると、10ピン前でさようならと言われてしまいます。取れたときはなかなかの自信になります。

スペアボールとの相性があまりよくなかったのかもしれませんが、投げ慣れているボールのほうが取りやすいので、スペアボールは次第に使わなくなりました。一投目のボールで投げ、フックボールで投げるか、ストレートで投げるかの選択をするようになりました。

右から対角線で投げる

立ち位置の枚数→スパット位置の枚数から10ピンに真っ直ぐなラインををまとめてみると

・20枚目から14枚目
・25枚目から17枚目
・30枚目から20枚目
・35枚目から23枚目

が目安になります。

7ピン、10ピンは対角線で取るのが一般的なセオリーですから、本来はこれが常套手段なんでしょうが、体の向きがいくらか傾くので、そこをしっかり合わせられないと、簡単には行かないですね。練習を積んでおいて、試合でも慣れが必要です。

試行錯誤の末

ストレート投球になるとフィンガーでしっかり回転をかけるわけです。ここで、サムが抜けてしまい、落としたような投球になったらどうでしょうか?フィガーでかかる回転力はなく、投げられたスピードで転がっていくというイメージです。ボール自体の回転がないので、そこまでオイルに影響されることもなく真っ直ぐに進みます。偶然の産物なのかもしれませんが、これもありかなという感じはしました。

フィンガーにかけないので、推進力は振り子運動だけです。振り子の方向とステップの方向を合わせればあとは一直線、他の要素がないので比較的楽なのかもという気がします。左手を添えて振り子方向を確認すると、さながら両手投げのような感じがしますが…。

目標とするラインは20枚目から14枚目。このラインでストレート投球するともう少し外目を狙わないと9番ピン方向に逃げてしまいそうですが、フィンガーにかけなければそこまで反応しないです。ある程度のボールのスピードは必要になるでしょう。練習で投げた感じだと、8割くらいは収まったので、状況に応じて使うという感じでしょうか。ストレート投法で投げても曲がってしまう場合や、ストレートでもいろいろうまくいかないときに使っていこうかと思います。