ボウリングスコアの基本
倒した本数がスコアに直結しますので、素人目にはとにかくたくさん倒すことです。1本より5本、5本より9本倒せれば最終的なスコアは伸びていきます。各フレームで平均3本多く倒せれば、10フレーム合計で30のスコアアップが望めます。
100upくらいの方であれば、スペア、ストライクを出すこと。次の投球で倒した本数が加算されますので(ストライクの場合は次とその次の2投分の本数)、1回スペアかストライクを出せば、スコアは単純に10くらい上がります。よって、10フレームの中で3回程度出せるようになれば30のスコアアップが望めます。
具体的に何をしたらいい?
とにかく、狙ったところに投げられるようにすることです。それが難しいんですが…。ともかく、狙ったところに投げられるようなフォームを身に着けることが一番です。遠くのピンを目掛けて投げるよりは、手前にあるスパットに目標を置くほうが確実性も上がりますが、目標に向けて真っ直ぐ投げられる力は絶対的に必要です。
あまりボウリングの経験がなくとも、真っ直ぐ正確に投げられる方はいるもので、いきなり150とか180のスコアをたたき出す方もいらっしゃいます。まず目指すのはここです。マイボールを持つようになると曲線のライン取りをするようにはなるのですが、目標に向かって投げるのは同じことです。狙ったところに投げられる確率を高くすることが上達の鍵です。
フォームの重要性
どのスポーツでも同じことが言えますが、投球フォームが安定することが必要です。プロボウラーやインストラクターに教えてもらうのが最短距離かと思います。気軽に声をかけて下さいみたいなセンターも多いです。別にお金を払って講習会に参加しなくとも大丈夫です。
もう一つ、フォームが重要な理由が、ボールの重さです。ボウリングのボールは重いです。下手に扱うと、肩や腕に負担がかかりますし、指を負傷しかねません。2ゲーム投げて、腕や肩が痛い、あるいは指を怪我したり爪が割れたり…こういったことはフォームを改善すれば防げることです。
目標をどこにおいて投げる?
ストレートの軌道のボールを投げるにも、ストライクが出やすいポイントはあります。1番ピンと2番ピンの間、もしくは1番ピンと3番ピンの間、つまり、ど真ん中ではなく、少しずれたところです。細かい理論的なところは別のページで解説しています。
では、そのピンとピンの間を目標に投げるのかと言えば、否です。ボールをリリースする位置とピンを結んだ線上にあるスパットを目標にする方が多いです。ピンまでは60フィート、スパットまでは15フィートですので、近い目標に向けて確実にそこを通せるようにすれば、狙った場所でピンをヒットさせることができるはずです。
まとめ
・真っ直ぐ投げる技術
・そのためのフォームを固める
・しっかりと目標を置く
参考になれば幸いです。