スコアシートの有効活用と考察~ボウリングで200を目指す上達の道~

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スコアシートの有効活用

ボウリング場で投球すると、精算の際にスコアシートをもらいます。これを活用しているでしょうか? 単にアベレージがいくつ、200を超えた、それだけで終わってしまってはもったいないものです。スコアは結果に過ぎませんので、投げミスだったり、裏のストライクだったり、ということは当然分かりません。

本来的には、一球ごとに通過した板目(スパット、フッキングポイント、ピン前)やしっかり投げられたのかどうか、そこまでを記録すべきなのかもしれませんが、それはマネージャー付けないときついでしょう。そこまで行かなくとも、スコアシートを見返せば、ここは失投だった、ここは完璧な投球で10ピンタップ、など思い出すことにもなり、反省材料にもなります。最低限、スコアシートの情報だけは活用したいものです。

検証すべき内容

スコアシートから自分の投球の癖を知ることもできます。ストライク率、スペア率などの表面的な情報もそうですが、スペアでの残りピン、2投目のピンに対する成功率が取れます。実際に10ピンのスペアが苦手という声をよく聞きますが、実際のスペア率を自分で把握できている方はあまりいないのではないでしょうか。統計を取ってみると、自分が意外に苦手としているピン配置もあったりするわけです。なので、純粋に練習として投球したスコアに対しては、統計情報としてかなり有益なものとなります。明らかに、「10ピンだけを狙う練習」のようなテーマ練習は外したほうがいいでしょう。

スコア管理

そのスコアシートも自宅に保存してもあまり意味はないと思います。自己最高得点などの記念くらいでしょうか。今の時代、正直、統計は自分でやる必要はないです。様々なアプリも出ていますし、PCでも無料ソフトはいろいろ見つかります。やはり持ち歩く点からしても、スマホでスコア管理できるのが都合がいいと思います。

スマホアプリ

基本的な機能は、どのアプリでもさほど変わらないと思います。自分が欲しいデータ、統計情報、あとは好みだと思います。無料のアプリから、有料まで様々です。

管理人は「ボウリングスコアラー」を使っています。ブログ中のスコアの画面もアプリで撮ったものです。制限付き無料版ですが、簡単に制限を超えてしまったので有料版(300円)です。残りピンごとのスペアメイク率なども出せるので重宝しています。

レッスン会

さて、今週はリーグ後の練習会には参加できなかったので、日を改めてプロボウラーのレッスン会に参加。今日の課題は、パール系のボールでのライン取りとしました。

練習の段階からポケットをつくラインをいち早く見つけることはもちろん大事です。さらに、ストライクを続けるためにはどうしても幅が感じられることが必要です。ここまではどのボールでも同じことですが、ソリッド系と比較すると、パール系でピン前までを直線的に狙う場合は、幅が狭くなりがちです。その場合は、左右に幅を感じるラインよりは、幅の中の一番内側のラインを基準として、外ミスがOKというライン取りをする、と考えたらいいそうです。(自分なりに解釈したのはそういう内容だったかと)

これは、ストレート投球をする場合も基本は同じそうです。

実際の8ゲーム投球の統計から

  • ストライク率21.3
  • スペア率63.7→スペア成功率80.9
  • スプリット率11.2
  • カウント8.6
  • 1ピン残りスペア率
    10ピン:83.3、8ピン:0、それ以外:100

今年に入ってからのストライク率が32.1、スペア率41.2からすると、1ゲームあたりストライクが1つ少なく、スペアは2つ多く取れていたということも分かります。さらに、10ピンの1ピン残りスペア率は58%ですから、これはかなり改善されているということも言えます。

実質81%のスペア率は、現時点では及第点かなというところ。10ピンタップも比較的落ち着いて投げられたかなと思います。

ヨーロピアンなので、本来的にはもっとストライクが続いてもいいはずなんですね。特に最終ゲームの9フレの10ピンタップは悔しいところで…。5フレのスプリットの8ピンが倒れていればというところもありますが、まぁ、いつまでも200にこだわっていても仕方ないです。