ボウリングもPlan-Do-See
毎回、投げ方が大きく変わることはありませんが、微妙なところが違っています。むしろ、全く同じ投げ方ができるのであれば、プロとして投げるだけの体の素質はあると言えるでしょう。その、微妙な、というところが肝であって、その僅かな差によって結果が全然違ってきます。明らかな差であれば自身で感じることはできると思うのですが、どちらかというと、結果が思わしない、というところから、投球に微妙なずれがあることに気付くことが多いのではと思います。
なので、その日の投球で課題が明確になっているというのはありがたいことでもあります。そこを中心に練習をすればいいことになります。明確ではないけれども結果がついてこない、これが一番難しいということになります。中でも、中途半端な結果だと割り切りにくいですね。いっそのこと、悲惨な結果であれば、とにかく練習で何かを取り戻さなければ、ということになりますが。
試合に勝つも課題が不明確
1ゲーム目でどことなく不安を覚えましたが、最終的にスコアもまとまり、2ゲーム目は我慢のボウリングで200、もちろん、200のスコアは良いスコアには変わりないのですが、ストライク連発だったわけでもなく、いわゆる中途半端な位置。200に到達していなければ、練習でスコア200突破という目標を抱くのでしょうが、それもなく…はて、何をもって練習に臨むべきかは悩みました。
よくよく突き詰めれば、しっかりとポケットを突けていたかは微妙で、タップが多かったことからすると、もう少しラインいじるなどの、何らかの手段を講じる必要があります。なので、ストライクが続くライン取りを探す、というところに絞って練習に臨みます。いたって普通ではありますが、やはり、漫然と10ゲーム近く投げても、運動をしたという疲れが残るだけです。
集中力に欠く投球
ポケットへのラインはある程度掴めたものの、多くはダブル止まり。ヨーロピアンで、しかも一人で投げ続ける以上は、もっと続いて当然。実際、ストライク崩れのタップもあり、ど真ん中でラッキーストライクもあり、スコアシートだけでは判断しかねるところはありますが、ターキーを取ることが試合での一つのポイントではあるので、ダブル後こそ、正確な投球が要求されます。ストライク後は最大限の集中、というのは意識が回るようになったものの、ダブル後は別のプレッシャーのようなものがあります。体が緊張していることもあるのでしょう。
投球分析
10ピンタップのカバー率が5割なのはいただけないですが、他のタップに関してはミスなし、複数ピン残りのカバーも妥当な値なので、1投目でしくじることがなければ180前後のスコアは望めるということになります。実際に、最近の投球を振り返ってみると、確かにそのくらいになっています。1ゲーム通じて集中力を持続して、失投があってもカバーする、というのが簡単ではないということですね。やはり、ミスをカバーしてあまりある連続ストライクが出てこそ、200Aveを超えていける道です。
プロの試合でも、レーン移動があって1~2フレは様子見の様相が高いと言います。オイルのコンディションは頭に入っているのはもちろんですが、その1投2投でストライクへの道筋を見出すわけですから、そこがレベルの違いなんだろうと思います。